【1歳】座ってご飯を食べない?4つの理由や具体的なコツを徹底解説

離乳食

もう…なんで座ってくれないの?

離乳食のとき、思わずそうつぶやいてしまうこと、ありませんか?

平日の夕方、忙しい時間帯に、1歳のわが子が食事用の椅子から立ち上がり、いつ・どこで・なぜ座らないのか分からず困っているママやパパ。

一方で、同じ時間、同じ場所で、声かけと環境を少し変えただけで、子どもが自然に椅子に座り、笑顔でご飯を食べてくれる姿を想像してみてください。

この記事では、その変化を生み出す考え方や具体的な方法をお伝えします。

1歳児が椅子に座ってご飯を食べない主な理由

1歳のお子さんが椅子に座りたがらない理由は複数考えられますが、主に以下4つが挙げられます。

  • お腹が空いていない
  • 眠い
  • 遊びたい
  • 体調が悪い

もちろん理由が一つではなく、二つ以上の理由が重なっている場合もあります。だからこそ、椅子に座らない場合にはどんな理由があるのかを考えることが重要です。

椅子に座らない理由を知ることで、お子さんの気持ちがわかり、お子さんに合った対応ができるようになります。

それでは、1歳児が椅子に座ってご飯を食べない主な理由をそれぞれ詳しく見ていきましょう。

お腹が空いていない

椅子に座りたがらない理由の一つに、お腹が空いていないことが考えられます。

大人でも、お腹が空いていない状態では、食卓に着く気にはならないですよね。

子どもも同じで、お腹が空いていない状態では、椅子に座りたがりません。

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わが子も、椅子に座るのを全力で拒否した際に、おやつや

ジュースをあげようとしても、口にしなかったことがあります。

椅子に座らない場合には、深刻にとらえず「まだお腹が空いていないんだな」と考えると良いですよ。

眠い

椅子に座りたがらない場合、眠気が原因のこともあります。

食事の時間だからと寝ているところを起こすと、眠気が強く食事する気分ではないことも少なくありません。

例えば、眠いときのサインとして、以下のものがあります。

  • あくびをしている
  • 目をこすっている
  • ぐずる
  • 顔をこすりつける
  • 起きた直後
  • 睡眠時間が普段より短い
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椅子に座りたがらないときは、眠いかもしれないという視野をもつことが大切ですね!

遊びたい

食事のときに椅子に座りたがらないのは、「まだ遊びたい」というサインの可能性があります。

1歳は歩き始め、周囲の人や物に興味関心が高まる時期です。おもちゃやテレビ、リモコンや机に置いてあるものなど、気になって触り、「遊び」が盛んになります。

たとえば……

食事の時間に遊びを止めることで「まだ遊びたい!」という気持ちが残り、椅子に座るのを嫌がるのかもしれません。

椅子に誘導する道中におもちゃがあれば、途端に興味が移り、食事の気分ではなくなることもあります。

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「遊びたい」という気持ちがあるということを、理解するところから始めてみてください。

体調が悪い

食事の際に椅子に座るのを嫌がるときは、まず体調が悪くないか確認してみましょう。

1歳の子どもは、「お腹が痛い」「のどが痛い」など体調不良を言葉で伝えることはできません。

たとえば、以下の状態だと体調不良のサインかもしれませんので観察してみてください。

  • ぐずりが強い
  • 横になりたがる
  • 熱・鼻水・咳といった風邪の症状がある
  • 便がゆるい など

体調がすぐれないときに、座る姿勢をとるのはつらいものです。

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椅子に座るのを嫌がるときは、普段と違う様子がないか、チェックすることがおすすめです。

座って食べる習慣をつけた方がよい

食事の際に、椅子に座りたがらなくても、座って食べる習慣はつけましょう。

主な理由は以下4つです。

  • 噛む力が鍛えられる
  • しっかり飲み込む力がつく
  • 偏食しにくい

一つずつ、みていきましょう。

噛む力が鍛えられる

足をつけて座って食べることで、噛む力が育ちやすくなります。

これは、座った姿勢で足裏がしっかり支えになると、頭や体の揺れが少なくなり、体全体が安定するためです。[2]

たとえば……

姿勢が不安定な状態では、体を支えることに力を使ってしまい、あごを動かすことに十分な力を使えません。

一方、座って足裏が安定すると、上半身を無理に支える必要がなくなり、あごの動きも一定になりやすい傾向があります。

その結果、噛む動作が安定し、同じリズムでしっかり噛めるようになるのです。

この「安定して噛む」経験を積み重ねることで、あごの筋肉が使われ、噛む力が少しずつ育っていきます。

噛むことは、食べ物を細かくするだけでなく、栄養を吸収しやすくしたり、あごや口まわりの発達を促したりする大切な働きがあります。

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食事の際は立ったままよりも、足をつけて座り、落ち着いて噛める環境を整えることが大切なんですね!

しっかり飲み込む力がつく

座って食べることで、しっかり飲み込みやすくなります。

1歳児は飲み込む力が未熟です。歩きながらや立ちながらでは、のどの筋肉がうまく使えず誤ってのどをつまらせてしまうリスクがあります。

座って食べることで余計なことに筋肉を使わないため、飲み込むことに集中できるため、しっかり飲み込む力が育つのです。

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窒息のリスクを減らしたり、飲み込む力をつけるためにも座って食べることを習慣づけることはすごく重要なんですよ!

偏食しにくい

椅子に座って食べる習慣は、偏食を防ぐことにもつながると言われています。

ある研究では、ハイチェアや椅子に座って食事をしている子どもの方が、そうでない子に比べて果物や野菜をよく食べ、間食が少ない傾向があることが報告されています。[1]

理由までは明らかにされていませんが、座って食べることで姿勢が安定し、食事に集中しやすくなるためと考えられているようです。

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落ち着いて噛み、味わう経験が増えることで、さまざまな食材に慣れやすくなるんですね!

もうイライラしない!椅子に座ってご飯を食べてもらうための3つのコツ

1歳のお子さんに、椅子に座って食べてもらう方法として以下3つがあります。

  • 親が食べる姿を見せる
  • 時間をおいてから再度試す
  • 生活リズムを見直す

1歳の子どもにとって、「椅子に座ってご飯を食べる」ことは、まだ当たり前の行動ではありません

発達段階や気分、生活リズムによって左右されやすく、親が工夫しないと難しい場面も多いものです。

ここでは、今日から実践できて、親のイライラも減らせる3つのコツをくわしく解説します。

①親が食べる姿を見せる

座るのを嫌がるときは、親が先に食べてみましょう。

すると子どもは、「何をしているんだろう?」という好奇心が刺激されます。

たとえば……

実際にわたしが一人で食べ始めると、子どもが近寄ってきたり、スプーンを近づけると口を開けたりすることがありました。

まずは「見せる」こと!

これが、椅子に座ってもらうためのきっかけになることもあります。

②時間をおいてから再度促す

椅子に座るのを拒否する場合は、時間をおいてみることも方法の一つです。

1歳の子は気分や体調、興味の方向性の違いで、大人と同じタイミングで食事の気分になるとは限りません。気分でないと「拒否」が強くなる傾向にあります。

たとえば……

12時に昼食を拒否された場合は、13時や14時に試してみるといった具合です!

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お子さんの言動をみながら「いけるかな?」といったタイミングを見計らってみましょう。

③生活リズムを見直す

椅子に座ってご飯を食べてもらう方法として、生活リズムを見直すことも方法の一つです。

生活リズムが乱れていると、空腹や眠気のタイミングが合わず、食事に集中できなくなることがあります。

特に就寝・起床時間が不規則だと、食事の時間に遊びたい気持ちが勝ち、席に座ること自体を嫌がりやすくなります。

たとえば、以下のようにしてみると食事の時間に自然にお腹が空き、「座って食べる」行動がスムーズになりやすいかもしれません。

  • 毎日同じ時間に寝て、起きる
  • 朝日を浴びる
  • 食事・おやつの時間を固定する
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イライラせず食事を進めるためにも、まずは一日の流れを見直し、安定した生活リズムを作ることが近道ですよ。

座って食べてもらうには環境を変えることも重要!

1歳の子どもに椅子に座って食べてもらうには、環境を整えることも重要です。

たとえば、以下の2つを試してみてください。

  • おもちゃを見えないところに片づける
  • 足裏がつく椅子を選ぶ

視覚的、または身体的な要素を工夫すると、食べてくれるようになることもあります。

一つずつくわしく見ていきましょう。

①おもちゃを見えないところに片づける

座ってご飯を食べてもらうためには、食事前におもちゃを見えない場所へ片づけることが効果的です。

なぜ?

子どもは視界に入るものに強く注意を引かれるからなんです。

おもちゃが見えていると「遊びたい」という気持ちが勝ち、食事に集中できず、椅子に座ってくれない原因になりかねません。

たとえば……

食事の前に棚やボックスにおもちゃをしまい、「ごはんが終わったら遊ぼうね」と声をかけるだけでも、気持ちの切り替えがしやすくなります!

食事専用の環境を作ることで、自然に椅子に座る習慣が身につくのです。

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食事に集中できる環境づくりとして、おもちゃを片づける工夫は、親のストレス軽減にもつながりますよ。

②足裏がつく椅子を選ぶ

座ってご飯を食べてもらうための方法として、足裏がしっかり床や足置きにつく椅子を選ぶのも手です。

なぜ?

足がぶらぶらした状態では体が安定せず、落ち着いて座ることが難しくなるからです。

不安定さは姿勢の崩れや立ち上がりにつながり、食事への集中力の低下につながりかねません。

たとえば……

成長に合わせて高さ調整ができる椅子や、足置きが付いたベビーチェアを使うと、自然に姿勢が安定します。

足裏に力が入ることで安心感が生まれ、最後まで座って食べやすくなるんですよ。

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環境を整える第一歩として、足裏がつく椅子を選ぶことは、座って食べる習慣づくりに非常に有効ですよ。

椅子に座って食べてくれない子どもへの注意したい関わり方

ついやってしまいがちですが、実は逆効果になりやすい関わり方が主に2つあります。

  • 追いかけて食べさせない
  • 無理やり座らせない

どちらも「ちゃんと座ってほしい」という親の気持ちからついやってしまいがちですが、子どもにとっては食事の時間がプレッシャーになりやすい関わり方です。

それぞれについて、なぜ注意が必要なのかをくわしくみていきましょう。

追いかけて食べさせない

椅子に座って食べてほしいからといって、子どもを追いかけて食べさせるのは控えましょう。

なぜ?

追いかけて食べさせると、「座らなくても食べられる」と子どもが学習してしまう可能性があるからです。

その結果、座って食べる必要性を感じにくくなり、席につく習慣が身につきません。

たとえば……

席を立ったら一度食事を下げ、「ごはんは椅子に座って食べようね」と落ち着いて伝えてみましょう。

最初は食べる量が減ることもありますが、繰り返すことで食事のルールを理解しやすくなりますよ。

追いかけ食べをやめる関わり方が、結果的に親子のストレスを減らし椅子に座ってくれることにつながるでしょう。

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一時的な完食よりも

正しい食習慣を身につけることが大切ですね!

無理やり座らせない

椅子に座って食べてほしくても、無理やり座らせるのはやめましょう。

なぜ?

力ずくで座らせると、子どもは「食事=嫌な時間」と感じやすくなります。

恐怖や不快感が残ると、次の食事でも椅子に近づくこと自体を拒否し、状況が悪化してしまう可能性があるからです。

たとえば……

座れなかった場合は一度食事を中断し、「座れたらごはんにしようね」と落ち着いて伝えましょう。

できたときにしっかり認めることで、子どもは自分から座ろうとしやすくなりますよ。

無理に座らせるのではなく、子どもの気持ちを尊重した関わり方が、結果的に椅子に座って食べる習慣につながります。

自然に座れるようになるケースも多い

椅子に座って食べることは、無理に教え込まなくても、成長とともに自然にできるようになるケースが多くあります。


子どもは発達段階に応じて集中力や理解力が高まります。体幹が安定し、言葉の理解が進むことで、「座って食べる」という行動を自分で選べるようになるためです。


例えば、ネット上では以下のような声がありました。

ネットの声
  • 好きにさせていたが、気づいたら座れるようになっていた
  • ハイチェアに座らせていたため、そもそも立ち歩ける環境ではなかった
  • おやつやジュースを飲ませるときも座らせていた

環境面を工夫したり、座って食べることを習慣づけたりすることで、「椅子に座らない問題」を乗り切ったようです。

子どもの成長を信じて環境を整え、見守る姿勢が結果的に座って食べる力を育てるのです。

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今できていなくても焦る必要はありませんよ。

ママとお子さんのペースで大丈夫です!

1歳児が座ってご飯を食べてくれない……よくあるQ&A

1歳児が座ってご飯を食べてくれないことに関する質問を、以下にまとめました。

ご自身やお子さんの状況と照らし合わせて、ぜひ参考にしてください。

椅子に座らず抱っこをせがまれます。抱っこで食べさせるのはよくないですか?

抱っこで食べさせる場合は最初の数口にとどめ、落ち着いたら椅子に座る流れを意識するとよいでしょう。

なぜ?

アメリカの研究によると、ハイチェアや椅子に座って食べている子どもは、膝の上や歩き食べと比べて、果物や野菜の摂取量が多く、スナック菓子や砂糖入り飲料の摂取が少ない傾向が確認されています。[3]

安定した姿勢が、食事の質にもよい影響を与えると考えられるんです!

たとえば……

食事の始めに不安で抱っこを求める場合は、最初の数口だけ抱っこで対応し、気持ちが落ち着いたタイミングで椅子へ誘導してみましょう。

「座って続きを食べようね」と声をかけることで、無理なく切り替えやすくなりますよ。

抱っこを完全に否定するのではなく、安心感を与える手段として活用しつつ、最終的には椅子で食べる習慣へつなげられるでしょう。

テレビや動画を見せると座ってくれるけど、やめたほうがいいですか?

テレビや動画は、座らせるきっかけとして一時的に使うなら問題ありませんが、毎回使用するのは避けるのは避けましょう。

なぜ?

映像に頼りすぎると、「テレビがついていないと座らない」という行動が定着する可能性があるからです。

食事そのものより刺激の強い映像に意識が向き、食べる経験や集中力が育ちにくくなる点も注意が必要です。

たとえば……

どうしても座らないときだけ、椅子に座る瞬間に動画を見せ、座れたらすぐに消すようにするのがよいでしょう。

毎回使わず、あくまで補助的な手段として使うことで、依存を防ぎやすくなります。

テレビや動画は「最終手段」と位置づけ、座る習慣がついたら使わない方向へ徐々に減らしていくことが大切です。

ベルトを嫌がるのですが付けないと危険ですか?

ベルトを嫌がる場合でも、ハイチェア使用時は安全のため必ず着用しましょう。

ただ、ローチェアでは状況に応じた対応も可能です。

なぜ?

ハイチェアは座面が高く、立ち上がった拍子に転倒するリスクがあるからです。

そのため、ベルトは事故防止に欠かせません。

ローチェアは高さが低いため危険性は比較的少なく、子どもの様子を見ながら調整できます。

たとえば……

ベルトを強く嫌がる場合は、最初だけ外して落ち着いてから装着したり、少し緩めてつけたりすると受け入れやすくなります。

「つけたらごはんね」と声をかけるのも効果的ですよ。

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ママとお子さんの安全を最優先にしつつ、椅子の種類や子どもの気持ちに合わせて、無理のない形でベルト着用を習慣化していきましょう!

おやつは座れるのに食事では座れません。なぜ?

おやつでは座れるのに食事で座れないのは、「好きな気持ち」と「量の違い」が影響している可能性があります。

どういうこと?

おやつは味が好みで量も少なく、短時間で終わるため集中しやすいです。

一方、食事は量が多く、途中で飽きたり疲れたりしやすくなります。その結果、最後まで座っていることが難しくなるのです。

たとえば……

最初はご飯の量をおやつと同じくらい少量に設定し、短時間で終わる形にします。

座って食べられた経験を積み重ねながら、子どもの様子を見て少しずつ量を増やしていくと成功しやすくなりますよ。

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まずは「最後まで座れた」という達成感を優先し、無理のない量から始めてみましょう。

まとめ|1歳児が座ってご飯を食べない理由を紹介しました

1歳児が椅子に座ってご飯を食べてくれないのは、珍しいことではありません。

お腹が空いていない、眠い、遊びたい、体調が悪いなど、複数の理由が重なっていることも多くあります。

大切なのは、無理に座らせるのではなく、理由を理解したうえで環境や関わり方を工夫することです。

生活リズムを整えたり、足裏がつく椅子を選んだりすることで、自然と座りやすくなります。

また、追いかけ食べや力ずくの対応は避け、子どもの成長を見守る姿勢も重要です。

焦らず一つずつ試しながら、親子ともに負担の少ない食事時間を目指しましょう!

この記事が、その第一歩になれば幸いです。

参考引用文献

[1]幼児の食生活に関連する家庭環境要因|キャサリン・L・キャンベルら他

[2]診療631日目、食事のときの姿勢が歯に関係する!?|椎名町駅えがお歯科

[3]幼児の食生活に関連する家庭環境要因|キャサリン・L・キャンベルら他

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